あたしの『がめ煮』

メニューに『がめ煮』と書いておくと、

何これ?

筑前煮です、

あ〜。

東京ではがめ煮筑前煮と言えば通じるが、
最近、がめ煮のリクエストがよく来る。

平日時間が足らない私は、土曜日ならと、がめ煮を作ってみた。

早速、お客様に召し上がって頂いた。

パクッ!

首をかしげる…

(げっ!不味かったかしら…)

なんか煮込みが足らん‼︎

えっ!?!?!

味はしっかりついている。

んー、3日目ぐらいが美味しいかもね。

なるほど、確かに福岡ではお正月に食べ、三が日温めては冷え温めては冷えを繰り返して具がちょいグチャっとなって煮詰まった感、それが家庭のがめ煮

東京生活が15年目になる私は、故郷のがめ煮を忘れてしまってたようだ。

それに加えて、お客様が写真を撮って食べログやブログなどに投稿する為、綺麗にお皿に盛らなきゃ…

そんな事もチラホラ考えてしまう。

でもやっぱり、がめ煮がめ煮

私の幼少の頃、大好きな曽祖母が作ってくれた、あのがめ煮

甘〜く、里芋が煮込まれて原型を多少残しながら、骨付き鶏肉のブツ切り、竹の子、蓮根、牛蒡、人参、蒟蒻、干し椎茸と、生姜が効いたあの味を思い出しながら作ってみようではないか。

田舎の郷土料理、
筑前煮から→がめ煮に戻りますので、
皆様、少々お待ち下さい❤️

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*これは筑前煮です(笑)