パリ最終日

パリ最終日の朝の目覚めはボチボチで7時半ごろ。午前中にルーブル美術館でも行ったら?と勧められてたけど、ふとFacebook開いたら鯉川純米で洗ったラングルというシャンパーニュ地方のウォッシュチーズに心奪われそれを買いに行くことにした。

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蔵元より情報を頂き、パパッと着替えてババッとググって地下鉄Bastille駅からMaubert mutualite駅まで。

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これもまた初めての地下鉄。皆様からご心配頂き、バックは前に、携帯は出さないよう注意されてたのですれ違う人全てが怖く感じました(笑)

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地上へはどこから上がった方が近いのか???ま、上がってから考える(笑) 地上に出ると道挟んだ前にマルシェが見えた。よく目を凝らすと、あ!あった! LAURENT DUBOIS!MOFを持つチーズ熟成士の店。 

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Fromageに恋してフランス旅行した10年前にこのLAURENT DUBOISで働く日本人女性に会ったことがある。彼女はローランとは発音せずロゴンと言ってたのを思い出す。マルシェでは野菜、果物、鶏肉、ナッツや蜂蜜、チーズ、衣類までもが所狭しと並べられ沢山の人で賑わっていた。そこを通り抜けLAURENT DUBOISの店に入る、Bonjour Madam! 近寄って来た女性に早速写真を見せた。が、ごめんなさいの顔。無かった…売り切れてた。情報もらってソッコー来たのになぁ。_| ̄|○ガクッ…ラングルの食べ方でフォンテーヌ(窪んだ所で泉という意味)にシャンパンなどを注いで食べるという贅沢な楽しみ方があるが、それに習って窪んだ所にシャンパン!…では無く鯉川純米入れて鯉川純米の燗酒で一杯やりたかったのにぃ。。。しょんぼりして店を出た。そのしょんぼりした気持ちを慰めるためにカフェに入りランチする事にした。明るい声でコニチワ!イチニッサン!などと日本語で話しかけてくるので笑った。さて私の大好物の牛肉のタルタルたーべよっと。って思いながらも2日目もシャルキュトリーを頼む私。なんで?笑笑

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おっと!時間がなくなって来た!急いでホテルがあるBastille駅まで戻りチェックアウトしてGare de Lyonまで。さて、どう乗るんだ?私が乗る13時53発のLYON Part Dieu行きは最初Hall1としか表示されてなかったが、ビール飲んで待ってるとそのうちRetard 1h Hall1に変わった。

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え?1時間遅れ?まぢすか(笑)ここが遅延旅行の始まりw 結局、後発の列車14時59発の列車に連結させてそこから30分遅れで出発。二つの車両を連結させたもんだからどうしていいか分からずとりあえず後続の列車に重い荷物をHAUT(上の事)に運び、座ろうとしたら誰かいるしその人が必死であっちだあっちだ!そう言われてまた重い荷物を降ろしもう一つの車両へ。

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また重い荷物を上に持って行き、やっとシートに座ろうとしたら、なんかオヤジが座ってる。ここは私の席です!!!前が空いてるからそこに座れよ、え?!私の席だし、こーゆーのが5,6回続き、オヤジが折れて文句言いながら自分のシートに。チケット買う時、2階💕景色も良くフランスの旅を満喫できる〜と浮かれてたけど2階にしたばっかりに(笑)重い荷物とオヤジ…ちょっぴり後悔したけどここはフランスだし忘れたw フランスの景色は本当に美しい。

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20歳の頃ファッション通信という番組を観てキャットウォークしているスーパーモデルに憧れフランスはファッションの国だ!と思っていたけど、27歳で初上陸した時あまりにもパンやワイン、何を食べても美味しかったのでその時からフランスは農業国だと認知した。この時期は白い牛たち(シャレー種かな?)が放牧されていて緑豊かな広大な大地を勝手気ままに楽しんでいた。

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おっ!LYONまでの間に1つ駅に止まりあっという間にLYON Part Dieu駅に。そこに2時間程待っていて下さった、応援の酒でお馴染みのフレー!冨玲の蔵元と昇涙酒造の蔵元がホームまで出迎えに来てくれた。車に乗り込み、日本人のリヨンでフレンチやラーメン屋を経営している“トモ”さんのお店へ少しご挨拶。トモさんとは3年ぶり2回目で以前全量純米蔵を目指す会の早稲田のホテルで行われる酒の会で冨玲の蔵元に頼まれアテンドした事がある。トモさんはその時の事を覚えてて下さった。あれ?あさりちゃんお久しぶりです!まさかリヨンで再会出来るなんて💕
いざPélussinへ!途中、おや?ここは以前に来たことある!というか通った事がある。あの時はワインの造り手に会いに行ったのだ。そんなCote-Rotie やCondrieuのワイン畑を横目に〜Pélussin到着。

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早速、蔵に入り杜氏の若山さん、蔵子の田中さん、旅行者でお手伝いの三矢さん若山さんの奥様にご挨拶し、この造りがどうだったかなど蔵元、杜氏らで話し始めた。

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この後予約していた民泊するお家へ。

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そのお家はファッション誌に出てくる様な凄く素敵なところで、ホストのMadam Danièleも気さくで優しい方でした。挨拶し荷物を置いてまた蔵に戻ったら、搾りたての酒を少し味あわせて頂きました。

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香りも味も日本酒そのもの!(当たり前か) うっそぉ〜めっちゃ美味しい‼︎ 程よい酸味とコク、原酒なのでパンチがあるけど私は好きなタイプ💕フランス初の日本酒を呑めるなんて嬉しすぎ‼︎

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そして夜は更け、23時を過ぎる頃夜の帳が下りました。後から着いた鳥取チーム、頑固おやじの酒屋さんとカフェを営むお姉さん、フランスで料理人を目指すお姉さんの息子(私の娘と同い年) そしてお姉さんのお母様、愛知からおいでになった色白の美人ライター、皆さん揃ったとこで夜ご飯を食べ、明日に向けて就寝した。