福岡は楽し過ぎる❗️中洲六三亭

こんばんは〜!

暖簾をくぐると、懐かしい人達の顔が笑顔で迎えてくれた。

『ありさちゃん元気やったね〜?

元気元気❗️

大将(お父さん)は〜???(元気そう!)

何処座ればいい?

テーブル用意しとったよ、

ありがとう❗️

でも顔見て食事したいからカウンターでいい?』

ネタケースの中心、若大将(息子さん)の真ん前のカウンターに腰を下ろし、先ずは地酒を呑む。

『今日は色んなの食べたいな〜

じゃ、オコゼは小振りで色々食べてください。

はーい、じゃお願いします。』

生簀からオコゼが引き上げられ、目の前で〆られた。

オコゼは死ぬとアンモニア臭がすると言う。
なので生簀に泳がせてある。

冷酒を2〜3口啜ったら、あっという間にオコゼの刺身が出てきた。
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(旨そうやん❗️)

早速、ポン酢に紅葉下ろしを解き、薄く引かれたオコゼを頂く。
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目の前で〆ただけあって、新鮮そのもの。
奥歯で噛むと『ショリショリ』っとなんとも言えない食感である。

『旨ッ❗️💕』
(これこれ♡)

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(オコゼの卵の塩辛や、オコゼの唐揚げも頂いた。)

オコゼはエラの骨以外捨てるとこが無いそうだ。

オコゼを東京で食べるとベラボーに高い。
福岡の他の店でも食べた事はあるが、ここみたいに美味しい❗️という感動が無かった。

何故だ!?《物が違う》訳ですよ♡

そして、次に私の目に映った。

『あ❗️まじゃく‼️

大好き❗️これちょうだい❗️』

久しぶりにこれを見て大興奮‼️
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まじゃくって、有明海に生息する甲殻類で、あまり流通しないので知られてないが、殻が柔らかく素揚げにして丸ごと食べられる。

甲殻類大好きな私は見るだけでヨダレが出る(笑)

今回はなんと、そのまじゃくの塩辛までも頂いた。
初体験❤️
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珍味というと何でも飛び付き色々食べて来たけど、これは珍味中の珍味。

あまり流通しないまじゃく、それのミソを塩辛にしてある、こちらのオリジナル。

旨い旨いと食べていたら、

『お店で出したらいいじゃないですか』

と、若大将が仰ってくれた。

甘えまーす\(^o^)/💕

という事で福33の珍味に、まじゃくあります❤️

☆実はそれだけではありません☆

こちらのオリジナル辛子明太子、パイナップルやリンゴの果汁で漬けているので、とても優しい味わいで、どんな方に召し上がって頂いても、『これ美味しい❗️』とおかわりされる方もいるぐらい。

その辛子明太子も福33で食べれます❤️

そんなこんなで、オコゼから始まり、まじゃく、岩牡蠣、あげまき貝、博多の海の幸を堪能していたら、

『ありささん、婆ちゃんから電話です。』

と若大将から、

『おばあちゃん‼️

元気ね〜ありさちゃん、

うん!元気よ〜

おばあちゃんも元気しとるとー?』

このお電話のおばあちゃま、六三亭創業者、大将のお母様、若大将のお婆様。

『お店オープンおめでとうね❗️

ありがとう\(^o^)/💕

今日は早よ言うてくれたら逢いにいったとに〜

私も逢いたかったよ‼️』

以前はこのお店の3階に住んでいらっしゃったので、お店に行くと優しく迎えてくれ、私の晩酌の御相手をして頂いていた。

私は自分の祖母かのように親しみを感じていた方だ。

『毎日お店大変かもしれんけど、身体大事に仕事頑張ってね❗️

私はこれしか出来んやったけん、40年も50年も同じ事ばしよるばってん、お客様との出逢いが自分の財産になるけんね^ ^

いや〜〜〜〜、50年も続けられるなんて凄いです。』

自分でお店を始めて、飲食店経営ってとても大変なんだと知り、飲食店経営してる方を尊敬しました。

そしてそれを50年…

言葉になりません。

もし福岡に来られたら、ここに是非寄ってみて下さい。

とても心地いい博多の夜を過ごせますよ。

夏はオコゼ、冬はフグ。
その他、地物の魚介類はどれを頂いても旨い。

博多中洲 六三亭 
092-291-6313 
福岡県福岡市博多区中洲 4-5-3