新橋店がリニューアルしまーす!

しばらくぶりで〜〜す!

先々週、今までの事を掻い摘んで書いていたら猛烈に仕事が忙しくなり中座。

下書きの欄に入ったと思っていたのが全て消えていた…😭 ショック‼︎

 

と言うことで、近況報告させていただきます❣️

 

5月のゴールデンウイーク明けから、新橋の福33を小料理屋として営業したいと思ってます。

神田の福33、契約前は、横丁の中に入ってるので他所の店のおつまみをお客様が買って来てくる事が出来ると思ってたので、そもそもお料理を出す予定が無かったのですが、プロデュース会社がそれを禁止した為、さ〜〜困った。お酒を飲むとお腹が空いてきますし、折角、福33で時間を過ごしていただけるのだったら料理は手を抜かないで出したいと思うようになり料理人を雇いました。でも、全く知識の無い私と料理人の関係は上手く行くことがなく、結局は料理人に頼らず自分で出来る事をやることに決め、築地に行っては魚を買って来て自分で穴子やヒラメ、小肌を捌いたり、ほっこりしたお袋料理も置きたくて、煮物が得意な礼子ちゃんを雇ったりしながら営業してました。

神田のお店は定期借家権5年。あと2年という辺りから移転の事が頭を巡ります。時間が取れたらあちこち物件をみて回るようになってました。でも高くて手が出せなかったり、イメージが違ったりとなかなか希望するような物件がありませんでした。ある日、飲み友のご友人から物件を見てほしいと紹介されたのが今の新橋店。駅から徒歩3分の雑居ビルの2階。やま﨑という小料理屋で女将さんがお年を召されていて辞めるという物件でした。30年ほど営業されていたから結構年季の入った店内。ネズミのオシッコだったり糞だったりが見当たりました。レイアウトはカウンターがあり、奥に小上がりがあります。最初は全く興味無かったのですが、物件見たあたりから“ここでやりたい”と思うようになり、帰りには契約したいと伝え神田に出勤しました。2月にその物件を見て6月にはオープン。設計を頼んだ人が全く動かなかったので結局5月の1ヶ月間で突貫工事。しかもオープン日に椅子が届いてない!!!!!!とか色々ありました(笑)

神田では料理を出す事が非常に大変だったので、新橋はお酒中心スタイルで始め日本酒以外のお酒も扱い紹介制にしてクローズなお店としてスタートしました。
でもこのままでいいのか。手探りで不安が付き纏う日々。迷ったり困ったりしたら原点回帰。何をしてる時が幸せか、何が好きで本当は何がしたいのか。

私は19年前に東京に引越しをして来た時、友達がこっちには全く居なくて寂しさを感じ、それを埋める場所を夜な夜な探していたと思います。なので、“あそこに行けば誰か知り合いが居る”というような、安心して通えるほっこりする所を目指して神田をつくりました。

元々小料理屋がやりたいと思ってたので、移転した豊洲に通いお魚を買ってきて家庭料理の気の利いたメニューを提供しつつお家へ帰ってきたような安らぐお店に、思い切ってBARから小料理屋へグッと舵取りをしようと思います。

お着物を着て割烹着姿で

『お帰りなさい』

が言いたい。

礼子ちゃんにも少しお手伝いしてもらって、お袋料理と純米酒のお店。

お客様の体の事も気遣って、日本酒以外にも、焼酎、ウヰスキーも必要。

あ、そうそうドラマの『相棒』に出てくる小料理屋がイメージです。

思い切って名前も変えて、花の里ならぬ、あさり(あだ名ね)だから、『あさりの浜』なんかも良いんじゃない?なんて言われ、ちょっと良いカモーなんて思いましたけど、福33という名前は自分で考えた割には良い名前だなーと、とても気に入ってるからこのまま『福33』として残したいと思います。

5月ゴールデンウイーク明けのリニューアルオープンを目指して準備に入りますので、またご報告させていただきます。(多分、13日ぐらいから)

 

『福33』小料理屋
東京都港区新橋3-13-10 平田ビル2階
03-3438-2933
女将 村岡ありさ

今後ともよろしくお願い申し上げます。

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