試行錯誤を繰り返し…
あれはつい先日の事。
夜メニューは毎日手書きで書いている。
何時ものように、12品前後を書き終え、6枚程コピーし、B5サイズのプラスチックの透明の下敷きの様なものに挟む。
各テーブルにお酒メニューとおつまみメニューをセット。
そして、営業時間が始まって、
今日も楽しむぞ❗️
と心の中で自分に喝を入れた、
その時。
あれー?メンチカす?
これって粕入ってんの?
え?????
お手伝いに来てもらってるお兄さんに突っ込まれた。
よく見ると、メンチカツって書いたつもりが、メンチカスになっていた。
私はメンチカツって書いた筈なのに、メンチカスって…
疲れてたのかしら…笑
その名前、『メンチカス』に笑いが止まらなかった。
それから営業中に、
お客様にこれ何?
粕入り?
違います。
なーんだ、粕入りと思った!
(え???なーんだ?って言った?
て事は、粕入れたら喜ぶ?もしかして?笑)
次の日からメンチカス開発に乗り出した。
最初に作ったのはあんまり香りがしなかった。
粕の量をいろいろ試した。
甘過ぎたり、焦げ易いので、もう粕入りメンチカツは止めてって料理担当の母に言われた。
でも、諦めない(笑)
粕の溶かし方や肉の量や形、スパイス、更に改良を重ね、ついに出来上がりました。